環境研究総合推進費の研究紹介

環境省・(独)環境再生保全機構の環境研究総合推進費は、気候変動問題への対応、循環型社会の実現、自然環境との共生、環境リスク管理等による安全の確保など、持続可能な社会構築のための環境政策の推進にとって不可欠な科学的知見の集積及び技術開発の促進を目的として、環境分野のほぼ全領域にわたる研究開発を実施しています。(環境省ホームページより引用)
環境研究総合推進費の詳細は​http://www.env.go.jp/policy/kenkyu/suishin/gaiyou/index.html​をご覧ください。

35.
気候変動を大気成分から監視する 環境研究総合推進費S-22「気候変動緩和に向けた温室効果ガスと大気質関連物質の監視に関する総合的研究」
  • 伊藤 昭彦(東京大学大学院農学生命科学研究科 教授、地球システム領域 客員研究員)
  • 丹羽 洋介(地球システム領域物質循環モデリング・解析研究室 主幹研究員)
  • 寺尾 有希夫(地球システム領域物質循環観測研究室 主任研究員)
  • 羽島 知洋(海洋研究開発機構 グループリーダー代理)
  • 田邉 清人(地球環境戦略研究機関 上席研究員)
2024年9月号 [Vol.35 No.6]
34.
これまでの対策によってオゾン濃度は低減したのか? 環境研究総合推進費5-2105「対策によるオゾン濃度低減効果の裏付けと標準的な将来予測手法の開発」
  • 茶谷聡(地域環境保全領域大気モデリング研究室 主幹研究員)
2024年8月号 [Vol.35 No.5]
33.
網羅的かつ高時間分解能観測から光化学オキシダント低減への鍵を見つける 環境研究総合推進費5-2106「光化学オキシダント生成に関わる反応性窒素酸化物の動態と化学過程の総合的解明」
  • 猪俣敏(地球システム領域地球大気化学研究室 主席研究員)
2024年1月号 [Vol.34 No.10]
32.
2050年に日本の脱炭素社会をどのように実現するのか 環境研究総合推進費課題 1-2002「社会と消費行動の変化がわが国の脱炭素社会の実現に及ぼす影響」
  • 金森有子(社会システム領域脱炭素対策評価研究室 主任研究員)
2023年6月号 [Vol.34 No.3]
31.
環境を軸にしながらさまざまな地域課題解決をめざす 環境研究総合推進費課題1-1902「地域循環共生圏による持続可能な発展の分析手法の開発」での取り組み
  • 五味馨(国立環境研究所福島地域協働研究拠点 地域環境創生研究室長)
2023年1月号 [Vol.33 No.10]
30.
東アジアにおける多様な大気エアロゾルをライダーで測る 環境研究総合推進費課題 5RF-2001「大気モニタリングネットワーク用低コスト高スペクトル分解ライダーの開発」での取り組み
  • 神慶孝(地球システム領域大気遠隔計測研究室 主任研究員)
2022年11月号 [Vol.33 No.8]
29.
人間社会・生態系の持続可能性を損ねない形でネットゼロ排出を達成する道筋を探る 環境研究総合推進費課題2-2002「世界を対象としたネットゼロ排出達成のための気候緩和策及び持続可能な開発」での取り組み
  • 高橋潔(社会システム領域 副領域長)
2021年12月号 [Vol.32 No.9]
28.
アジアのブラックカーボン排出量を正しく推計する 環境研究総合推進費2-1803「ブラックカーボンおよびメタンの人為起源排出量推計の精緻化と削減感度に関する研究」
  • 谷本浩志(地球システム領域 地球大気化学研究室長)
  • 池田恒平、永島達也、猪俣敏(国立研究開発法人国立環境研究所)
  • 金谷有剛、チョイヨンジュウ(国立研究開発法人海洋研究開発機構)
  • 成田大樹、山田大地(国立大学法人東京大学)
2021年6月号 [Vol.32 No.3]
27.
二酸化炭素に次ぐ温室効果をもつ大気中メタンをアジアの森林はどの程度吸収しうるのか? 環境研究総合推進費2-2006「メタン吸収能を含めたアジア域の森林における土壌炭素動態の統括的観測に基づいた気候変動影響の将来予測」
  • 梁乃申 (国立環境研究所 地球環境研究センター 炭素循環研究室長)
2020年11月号 [Vol.31 No.8]
26.
自治体みずからの適応策立案を目指して 環境研究総合推進費2-1708「適応策立案支援のための地域環境を考慮した多元的脆弱性評価手法の開発」
  • 大場真 (国立環境研究所 福島支部)
2020年9月号 [Vol.31 No.6]
25.
脱炭素社会の実現に向けた日本とアジアの連携 環境研究総合推進費2-1908「アジアにおける温室効果ガス排出削減の深掘りとその支援による日本への裨益に関する研究」の概要
  • 社会環境システム研究センター 統合環境経済研究室長 増井利彦
2020年2月号 [Vol.30 No.11]
24.
日本発の世界水リスク評価ツールの開発に向けて 環境研究総合推進費2RF-1802「企業の温暖化適応策検討支援を目的とした公開型世界水リスク評価ツールの開発」
  • 気候変動適応センター 花崎直太
2019年1月号 [Vol.29 No.10]
23.
低炭素・脱炭素社会の構築を、飢餓撲滅・生態系保全・大気汚染解決などの環境・社会問題解決と同時に達成する ?環境研究総合推進費課題2-1702「パリ協定気候目標と持続可能開発目標の同時実現に向けた気候政策の統合分析」での取り組み?
  • 社会環境システム研究センター 広域影響・対策モデル研究室長 高橋潔
2019年1月号 [Vol.29 No.10]
22.
温暖化対策を計測する 環境研究総合推進費2-1501「気候変動対策の進捗評価を目的とした指標開発に関する研究」(2015?2017年度)
  • 社会環境システム研究センター 副センター長 亀山康子
2018年6月号 [Vol.29 No.3]
21.
東アジア地域はどのくらいメタンを放出しているか? 環境研究総合推進費2-1710「メタンの合理的排出削減に資する東アジアの起源別収支監視と評価システムの構築」
  • 地球環境研究センター 物質循環モデリング・解析研究室 主任研究員 伊藤昭彦
2018年3月号 [Vol.28 No.12]
20.
北極のブラックカーボンはどこからどのくらいやってくる? 環境研究総合推進費2-1505「アジア起源の短寿命気候汚染物質が北極域の環境・気候に及ぼす影響に関する研究」
  • 地球環境研究センター 地球大気化学研究室長 谷本浩志
2017年11月号 [Vol.28 No.8]
19.
3つの「削減目標」を繋ぐ道筋を考える 環境研究総合推進費2-1402「わが国を中心とした温室効果ガスの長期削減目標に対応する緩和策の評価に関する研究」
  • 社会環境システム研究センター 広域影響・対策モデル研究室 主任研究員 芦名秀一
2017年5月号 [Vol.28 No.2]
18.
日本海を詳細に調べて海洋環境への温暖化影響を早期に把握する 環境研究総合推進費2-1604「温暖化に対して脆弱な日本海の循環システム変化がもたらす海洋環境への影響の検出」
  • 地球環境研究センター 炭素循環研究室 主任研究員 荒巻能史
2016年11月号 [Vol.27 No.8]
17.
変動の激しい北半球中高緯度のオゾン層破壊を理解する 環境研究総合推進費2-1303「将来の温暖化条件下でのフロン対策強化によるオゾン層の脆弱性回避に関する研究」
  • 地球環境研究センター 気候モデリング・解析研究室長 秋吉英治
2016年2・3月号 [Vol.26 No.11]
16.
2015年、国際社会は合意できるか? 環境研究総合推進費2E-1201「気候変動問題に関する合意可能かつ実効性をもつ国際的枠組みに関する研究」
  • 社会環境システム研究センター 持続可能社会システム研究室長 亀山康子
2014年9月号 [Vol.25 No.6]
15.
地球温暖化リスクと、私達はいかに付き合っていくのか? 環境研究総合推進費S-10「地球規模の気候変動リスク管理戦略の構築に関する総合的研究」(Integrated Climate Assessment ? Risks, Uncertainties and Society: ICA-RUS)
  • 社会環境システム研究センター 統合評価モデリング研究室 主任研究員 高橋潔
2014年2月号 [Vol.24 No.11]
14.
温室効果ガス観測技術衛星「いぶき」により推定された陸域二酸化炭素吸収量を陸域炭素循環モデル改善に利用する 環境研究総合推進費RF-1007「GOSAT衛星データを用いた陸域生物圏モデルの改善とダウンスケーリング」
  • 福島大学共生システム理工学類 准教授 市井和仁
  • 福島大学共生システム理工学類 研究員 近藤雅征
  • 名古屋大学大学院環境学研究科 助教 佐々井崇博
  • 大阪府立大学生命環境科学研究科 助教 植山雅仁
2013年4月号 [Vol.24 No.1]
13.
大気中の微粒子の温暖化抑制効果に挑む 環境研究総合推進費A-1101「地球温暖化対策としてのブラックカーボン削減の有効性の評価」
東京大学大学院理学系研究科 教授 近藤豊
2012年11月号 [Vol.23 No.8]
12.
衛星観測による温室効果ガス濃度データの高精度化を目指して 環境研究総合推進費A-1102「『いぶき』観測データ解析により得られた温室効果ガス濃度の高精度化に関する研究」
  • 地球環境研究センター 衛星観測研究室 主任研究員 森野勇
  • 地球環境研究センター 衛星観測研究室 研究員 吉田幸生
2012年9月号 [Vol.23 No.6]
11.
植生改変とエアロゾル増加がアジアモンスーン気候を変えている? 環境研究総合推進費A-0902「植生改変・エアロゾル複合効果がアジアの気候に及ぼす影響」
名古屋大学地球水循環研究センター 特任教授 安成哲三
2012年7月号 [Vol.23 No.4]
10.
北極アラスカと温暖化 環境研究総合推進費A-1003「北極高緯度土壌圏における近未来温暖化影響予測の高精度化に向けた観測及びモデル開発研究」
  • 環境計測研究センター 同位体・無機計測研究室 主任研究員 内田昌男
  • 環境計測研究センター 同位体・無機計測研究室 研究員 近藤美由紀
2012年6月号 [Vol.23 No.3]
9.
地球環境の実況監視と予測に向けて 環境研究総合推進費A-0903「大気環境に関する次世代実況監視及び排出量推定システムの開発」
東北大学大学院 理学研究科 教授 岩崎俊樹
2012年2月号 [Vol.22 No.11]
8.
排ガスをリアルタイム計測法でさばく 環境研究総合推進費S2-06「PTR-TOFMSを用いたディーゼル車排ガス中ニトロ有機化合物のリアルタイム計測」
地球環境研究センター 地球大気化学研究室 主任研究員 猪俣敏
2011年11月号 [Vol.22 No.8]
7.
新指標 “アイソトポマー” から温暖化関連ガスを知る 環境研究総合推進費A-0904「温暖化関連ガス循環解析のアイソトポマーによる高精度化の研究」
東京工業大学 大学院総合理工学研究科 教授 吉田尚弘
2011年9月号 [Vol.22 No.6]
6.
日本及び世界の将来シナリオを作成する 環境研究総合推進費A-0808「統合評価モデルを用いた気候変動統合シナリオの作成及び気候変動政策分析」
社会環境システム研究センター 統合評価モデリング研究室長 増井利彦
2011年4月号 [Vol.22 No.1](PDF, 4.6 MB)
5.
地球温暖化とサンゴ礁の島々 環境研究総合推進費A-0805「環礁上に成立する小島嶼国の地形変化と水資源変化に対する適応策に関する研究」
地球環境研究センター 衛星観測研究室 主任研究員 山野博哉
2011年2月号 [Vol.21 No.11](PDF, 3.2 MB)
4.
地球温暖化を防ぐために森林伐採を監視する 環境研究総合推進費A-0801「グローバルな森林炭素監視システムの開発に関する研究」
  • 地球環境研究センター 主席研究員 山形与志樹
  • 地球環境研究センター 温暖化リスク評価研究室 研究員 伊藤昭彦
  • 地球環境研究センター NIESポスドクフェロー 安立美奈子
2010年12月号 [Vol.21 No.9](PDF, 5.0 MB)
3.
日本からアジアへ:アジア低炭素社会研究の今 環境研究総合推進費S-6「アジア低炭素社会に向けた中長期的政策オプションの立案・予測・評価手法の開発とその普及に関する総合的研究」
地球環境研究センター 温暖化対策評価研究室 主任研究員 藤野純一
2010年10月号 [Vol.21 No.7](PDF, 3.6 MB)
2.
地球温暖化による影響評価はどこまで進んだのか? 環境研究総合推進費S-4「温暖化の危険な水準及び温室効果ガス安定化レベル検討のための温暖化影響の総合的評価に関する研究」
社会環境システム研究領域 統合評価研究室 主任研究員 肱岡靖明
2010年7月号 [Vol.21 No.4](PDF, 3.8 MB)
1.
地球温暖化の予測は社会にどう役立つか? 環境研究総合推進費S-5「地球温暖化に係る政策支援と普及啓発のための気候変動シナリオに関する総合的研究」
地球環境研究センター 温暖化リスク評価研究室長 江守正多
2010年5月号 [Vol.21 No.2](PDF, 3.8 MB)

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