地球環境研究センターニュース

REPORT 2020年4月号

気軽に環境について語り合いませんか? 北広島町での「気候喫茶」開催報告

寺本宗正

2019年12月7日(土)、広島県北広島町芸北文化ホールにて「気候喫茶」が開催されました。この企画は、環境研究総合推進費2-1705「アジアの森林土壌有機炭素放出の温暖化影響とフィードバック効果に関する包括的研究」で得られた知見をベースに、一般市民の方々に気候…

RESEARCH 2020年4月号

計算で挑む環境研究—シミュレーションが広げる可能性 6 スーパーコンピュータが切り開いた閉鎖性海域の水環境・生態系の高解像度長期予測

東博紀

海には20万種を超える多くの生物が棲んでいますが、陸上で生活する私たち人間も海が有する機能や資源などを利活用し、多大な恩恵やサービスを授かりながら生活をしています。しかし、海では次々と新たな環境問題が浮上しています。重金属汚染による健康被害や赤潮・貧酸…

REPORT 2020年4月号

気候危機の時代を若者と共に乗り越えよう! 2019年度環境文明21全国交流大会参加報告

広兼克憲

スウェーデンのグレタ・トゥーンベリさんの行動を契機に、世界中の若者たちが気候変動問題に対する大人たちの対応に異議を申し立て、様々な行動を起こしています。この問題をテーマに若者の思いや意見を聞き、どう連係して立ち向かうべきかを考えるイベン…

RESULT 2020年4月号

最近の研究成果 温室効果ガス観測技術衛星「いぶき」(GOSAT)によるクロロフィル蛍光の観測 〜NASAの衛星による観測結果との相互比較〜

押尾晴樹ほか

温室効果ガス観測技術衛星「いぶき」(GOSAT)は、主要な温室効果ガスである二酸化炭素やメタンの動態を捉えることを主目的とした衛星で、2009年に打ち上げられて現在も運用中である。「いぶき」に搭載された温室効果ガス観測センサ(TANSO-…

RESULT 2020年4月号

最近の研究成果 2030年に向けてEVを屋根上PVと組み合わせて蓄電池として使用した際の家庭の経済性と脱炭素化に関して

小端拓郎

人為起源のCO2排出に伴い大気中のCO2濃度が上昇し、異常気象がますます頻繁に起こり始めています。将来の気候変動を最小限にするためには、最も経済的な手法で、大規模に脱炭素化を行っていく必要があります。本研究では、2030年に向けて価格が安くな…

RESULT 2020年4月号

最近の研究成果 新たな統合型水文生態系-生物地球化学結合モデルの開発:その4 〜陸域-陸水間の連続性を考慮した炭素循環の経年変化の評価〜

中山忠暢

既存の炭素循環研究では、河川・湖沼・地下水などから構成される「陸水」を、物質が陸域から海域へ輸送される際の単なる水路とみなし、全球炭素収支の計算上でも陸水の寄与は残差もしくは誤差の範囲内との扱いにとどまっていた。つまり、陸域に比べれば陸…