ココが知りたい温暖化

ココが知りたい地球温暖化 温暖化の対策

Q11990年比マイナス6%の削減目標
温室効果ガス排出を1990年比で6%減らすのが京都議定書の日本の削減目標ですが、これはいつごろの排出量にあたりますか。
!本稿に記載の内容は2010年3月時点での情報です
回答者:野尻幸宏
地球環境研究センター 副センター長
Q22050年までに排出量半減とは?
2050年までに世界の温室効果ガス排出量を50%削減することを2007年のG8サミットで議論したそうですが、京都議定書の6%削減(日本)などの数字に比べ、そのような大幅な削減が議論されるようになったのはなぜですか。
!本稿に記載の内容は2010年9月時点での情報です
回答者:肱岡靖明
社会環境システム研究領域 統合評価研究室 主任研究員
Q3温暖化対策の緊急性
米国は京都議定書から離脱するなど、独自の温暖化対策をとってきました。自国経済に悪影響というだけでなく、当面研究開発に投資して対策技術で削減を図るということのようですが、それも合理的な考え方ではないですか。
!本稿に記載の内容は2013年10月時点での情報です
回答者:亀山康子
地球環境研究センター 温暖化対策評価研究室 主任研究員
Q4途上国の温暖化対策は?
中国やその他の多くの途上国は、これから経済発展が進み、ますますエネルギー消費(二酸化炭素の排出)が増えるのではないかと思います。そのままほうっておいて、大丈夫なのでしょうか。
!本稿に記載の内容は2010年9月時点での情報です
回答者:甲斐沼美紀子
地球環境研究センター 温暖化対策評価研究室長
Q5植林による温暖化対策
成長中の樹木は二酸化炭素を吸収してくれるそうですが、木はいずれ枯れて朽ち果てるもので、そうなれば二酸化炭素を吐き出すことになって、しょせん、植林などは温暖化対策としては一時しのぎではないですか。
!本稿に記載の内容は2010年9月時点での情報です
回答者:山形与志樹
地球環境研究センター 主席研究員
Q6森林減少の防止による温暖化対策
世界の森林は減少傾向にあると聞きます。温暖化対策でいくら化石燃料の消費を減らしても、森林減少が続けば温暖化は進んでしまうのではないですか。また、植林による対策は森林減少に比べると焼け石に水ではないですか。
!本稿に記載の内容は2013年9月時点での情報です
回答者:山形与志樹
地球環境研究センター 主席研究員
Q7二酸化炭素を回収・貯留する技術とは?
空気中の二酸化炭素を回収して地中や海底に貯留する技術が開発されつつあるそうですが、この技術が実用化されれば、温暖化を心配する必要はないのではありませんか。
!本稿に記載の内容は2013年8月時点での情報です
回答者:芦名秀一
地球環境研究センター 温暖化対策評価研究室 NIESポスドクフェロー
Q8「炭素税」は効果がある?
二酸化炭素の排出量を下げる手段としてエネルギーに課税する『炭素税』が提案されているそうですが、本当に効果があるのでしょうか。また、新たな税を課すと経済活動にダメージを与えるのではないでしょうか。
!本稿に記載の内容は2010年9月時点での情報です
回答者:増井利彦
社会環境システム研究領域 統合評価研究室長
Q9車のかしこい使い方
私たちにもできる身近な温暖化対策として、車の効率的な使い方があると思います。具体的にはどんな工夫があるのでしょうか。また、どれくらい二酸化炭素削減に貢献できるのでしょうか。
!本稿に記載の内容は2014年6月時点での情報です
回答者:松橋啓介
社会環境システム研究領域 交通・都市環境研究室 主任研究員
Q10家庭でできる温暖化対策
家庭でできる温暖化対策では、何をするのが最も効果的なのでしょうか。
!本稿に記載の内容は2010年3月時点での情報です
回答者:金森有子
社会環境システム研究領域 統合評価研究室 研究員
Q11省エネ製品に買い替えるべき?
冷蔵庫などの家電機器は、どんどん省エネ効率が良くなっていると聞きますが、まだ使えるのを捨てるのはもったいない気がします。私はいつ買い替えればよいのでしょうか。
!本稿に記載の内容は2013年9月時点での情報です
回答者:田崎智宏
循環型社会・廃棄物研究センター 循環技術システム研究室 主任研究員
Q12リサイクルって温暖化対策になるの?
紙やペットボトルのリサイクルは温暖化対策になりますか。
!本稿に記載の内容は2010年9月時点での情報です
回答者:森口祐一
循環型社会・廃棄物研究センター長
Q13カーボン・オフセットって何?
「カーボン・オフセット」をすると自分が出した二酸化炭素を帳消しにできるそうですが、本当ですか。また、それに参加するとしたら、どんなことに注意する必要がありますか。
!本稿に記載の内容は2013年10月時点での情報です
回答者:田辺清人
地球環境研究センター 温室効果ガスインベントリオフィス 高度技能専門員
Q14バイオマスエネルギーは温暖化対策に有効?
化石燃料からバイオマスエネルギーへの転換が有望な温暖化対策として期待されていますが、一方で食料生産との競合などその問題点も耳にします。バイオマスエネルギーは将来の温暖化防止に本当に役立つのでしょうか。
!本稿に記載の内容は2013年10月時点での情報です
回答者:木下嗣基
地球環境研究センター NIESフェロー
Q15石油がなくなれば温暖化は解決?
じきに石油が枯渇してしまうなら、温暖化問題は自然に解決されてしまうのではないですか。
!本稿に記載の内容は2010年3月時点での情報です
回答者:藤野純一
地球環境研究センター 温暖化対策評価研究室 主任研究員
Q16温暖化の「対策費用」とは?
温暖化の対策には費用がかかるそうですが、さまざまな対策があれば、かかる費用もさまざまなのではないですか。また、その費用は誰が負担するのですか。
!本稿に記載の内容は2010年3月時点での情報です
回答者:花岡達也
地球環境研究センター 温暖化対策評価研究室 研究員
Q17排出権取引成功のカギと適切な国内対策
京都議定書では、「排出権取引」といって他国の排出削減量をお金で買うことができるそうですが、それでは自国の削減が進まないのではありませんか。
!本稿に記載の内容は2010年3月時点での情報です
回答者:日引聡
社会環境システム研究領域 環境経済・政策研究室長
Q18排出削減目標を達成できない場合
日本が京都議定書で約束した排出削減目標(1990年比で6%減)を達成できなかった場合、どういう問題が発生しますか。
!本稿に記載の内容は2010年9月時点での情報です
回答者:久保田泉
社会環境システム研究領域 環境経済・政策研究室 研究員
Q19国際会議-日本の主張は誰が決める?
毎年行われる温暖化の国際会議では、各国が熾烈な交渉を行っているそうですが、会議ではどういう立場の人が実際に交渉を担当して日本の主張を伝えているのですか。また日本の主張は、誰がどのような手順を踏んで決めているのですか。
!本稿に記載の内容は2013年9月時点での情報です
回答者:亀山康子
地球環境研究センター 温暖化対策評価研究室 主任研究員
Q20多くの意味が共存する「セクター別アプローチ」
産業分野ごとに温室効果ガスを削減する「セクター別アプローチ」が提案されているそうですが、これが採用されると京都議定書のような国ごとの目標はどうなるのですか。
!本稿に記載の内容は2010年3月時点での情報です
回答者:亀山康子
地球環境研究センター 温暖化対策評価研究室 主任研究員
Q21二酸化炭素の削減と生活の質
二酸化炭素濃度の上昇をどこかで止めるためには、二酸化炭素の排出量を現在の半分以下にまで減らさないといけないと聞きました。よほど生活の質のレベルを落とさない限り、そんなことは不可能ではないですか。
!本稿に記載の内容は2010年9月時点での情報です
回答者:藤野純一
地球環境研究センター 温暖化対策評価研究室 主任研究員
Q22もっと知ろう! 温暖化
新聞やテレビで温暖化のことを目にする機会は以前に比べて減ったように感じます。温暖化は確かに大事な問題なのだと思いますが、一時的に騒いだり、また報道が目に見えて減ってしまうのは、流行現象だと思われても仕方がないのではないでしょうか。
!本稿に記載の内容は2013年10月時点での情報です
回答者:青柳みどり
社会環境システム研究領域 環境計画研究室 主任研究員

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