地球温暖化観測情報／国内の観測施設共同利用情報

地球温暖化観測推進事務局／環境省・気象庁（以下、事務局）では、「地球観測の推進戦略」（平成16年策定）^[1]に基づき、地球温暖化観測に関わる機関間・分野間の連携施策の立案および推進に取り組んでいます。その一環として、事務局では、陸域炭素循環と生態系の観測の連携推進に向けた、「陸域の観測施設の共同利用の促進に関する取り組み」を平成20年度に取りまとめました。この「取り組み」は、国内の地球観測を推進するための具体的な方針を示した「平成22年度の我が国における地球観測の実施方針」^[2]に盛り込まれました。

この度、上記連携施策の推進を図るため、これまでに事務局が行った国内の観測・研究施設の現地調査結果等に基づき、主に陸域分野を対象に、共同利用情報をまとめて、「国内の観測施設共同利用情報」として、事務局ホームページに公開しました。情報には、施設を、(1) 観測施設・測器の共同利用型、(2) 観測測器の設置等が可能な観測施設のスペース利用型、(3) 公募による共同利用研究型、の3種類に分類した一覧表が掲載されています。表中の「施設紹介レポート」からは、各施設の概要をご覧いただくことができます。

事務局ホームページには、地球温暖化に関するグラフやデータ等の情報源情報を紹介するページや、事務局主催の地球温暖化に関するワークショップ等のイベント情報も掲載されています。今後、地球温暖化観測の最新情報の普及啓発に向けて、ホームページの一層の充実を図る予定です。皆様、是非、事務局ホームページをクリックしてみて下さい。

URL: http://occco.nies.go.jp/ondanka/obs_info.html