2017年7月号 [Vol.28 No.4] 通巻第319号 201707_319008

国立環境研究所一般公開「春の環境講座」を開催しました 3 体験イベント:自転車de発電

  • 地球環境研究センター 係員 金田秀斗

2017年4月22日(土)に、科学技術週間に伴う国立環境研究所一般公開として「春の環境講座」を開催しました。当日は、時折小雨がぱらつくあいにくのお天気にもかかわらず、576名もの方々にお越しいただきました。

地球環境研究センターは、地球温暖化研究棟1階を公開し、「ココが知りたい地球温暖化の適応策」と題したパネルディスカッションを行うとともに、地球環境観測の展示・紹介、発電量表示システムを備えた自転車発電体験を行いました。地球温暖化研究棟での公開内容についてご報告します。

すでにおなじみのこの企画は、自転車をこぐ力を電気エネルギーに変え、いろいろな電化製品を動かしてみるというものです。大人用と子供用の自転車を用意し、参加者には消費電力の異なる白熱電球・LED電球をつけた場合に必要な力が違うことを体験いただきました。また、年齢(小・中・高・一般)と性別でクラス分けした参加者の発電量ランキングを出すという大人気の企画を毎年、楽しみにしている方もおられました。普段何気なく使っている電力も自転車発電にて自分で発電するとなると、そのエネルギーをつくることがいかに大変なものであるかが実感できます。

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写真1自転車de発電の風景。子供から大人までたくさんの方々が自転車を漕いでLED電球・蛍光灯・白熱電球と一個ずつ点灯していき、自分の力で電力を発電していただきました

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地球環境研究センター ニュース編集局
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