NEWS2023年8月号 Vol. 34 No. 5(通巻393号)

波照間・落石岬ステーションにおける大気CO2およびCH4濃度データセットに2022年12月までのデータを追加しました

  • 遠嶋康徳(地球システム領域 動態化学研究室長)

国立環境研究所は、沖縄県の波照間島と北海道の落石岬にモニタリングステーションを設置し、大気中の温室効果ガス濃度の高精度測定を自動で実施しています。この2つのモニタリングステーションでの観測は、北半球中緯度帯における代表的な温室効果ガスの濃度変動を明らかにすることや、特に東アジア縁辺域に位置していることから、東アジアにおける温室効果ガスの放出状況を捉えることが期待されており、各種逆解析研究などで活用されています。

この度、波照間・落石岬ステーションにおける大気CO2およびCH4濃度データセットに2022年12月までのデータを追加しました。

写真1 地球環境モニタリングステーション—波照間
写真1 地球環境モニタリングステーション—波照間
https://db.cger.nies.go.jp/gem/ja/ground/hateruma-st.html
写真2 地球環境モニタリングステーション—落石岬
写真2 地球環境モニタリングステーション—落石岬
https://db.cger.nies.go.jp/gem/ja/ground/ochiishi-st.html

他にもさまざま研究データを公開しています。
地球環境データベース:
https://db.cger.nies.go.jp/ged/