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概要 - 129p -
1997年の気候変動枠組み条約第3回締約国会合(COP3)で採択された京都議定書においては、吸収源関連の活動が、二酸化炭素 排出削減の数値目標の達成において勘案されることが決まったものの、議定書における吸収源の条文が曖昧であることから、詳細 については、今後の交渉によるところが大きい。現在、2000年11月に開催されるCOP6において、国際的な合意を得るため、国際的 議論が続けられている。
本刊行物は、吸収源関連プロジェクトの基本認識をとりまとめるとともに、森林・土地利用分野におけるCDM/JI (Clean Development Mechanism/Joint Implementation:クリーン開発メカニズム/共同実施)に関して、国際的な動向や議論、ま た主要な機関の動向についてとりまとめたものである。