IWGGMS-21・CEOS参加報告(事務職員の業務について)
2025年6月9日から2025年6月12日まで第21回宇宙からの温室効果ガス観測に関する国際ワークショップ (21th International Workshop on Greenhouse Gas Measurements from Space: IWGGMS-21)が、2025年6月9日から2025年6月13日まで地球観測衛星委員会(Committee on Earth Observation Satellites: CEOS)が香川県高松市で開催されました。
この記事では、事務職員がIWGGMS-21・CEOSにおいてどのような視点で業務を行ったのか、を中心に紹介いたします。
※IWGGMS-21の報告記事についてはYANG Zhenglun特別研究員の記事をご参照ください。
https://cger.nies.go.jp/cgernews/2025/418002.html
会場の下見
まずは、会議開催の1か月前にIWGGMS-21とCEOSの会場を下見することとなりました。会議開催支援を請け負った業者と日程調整を行い、2025年5月に谷本浩志領域長、大山博史主任研究員、染谷有主任研究員、佐伯田鶴主任研究員と香川県高松市に向かいました。業者や会場の責任者の方々と、スクリーンの大きさ・投影方法、ポスターセッションのためのスペース、マイクランナーの要否、当日のWi-Fi、充電スペース、飲食可能なエリア、展示ブース・受付の場所、ノベルティなどの発送、お借りできる機材などを確認しました。
この出張の後も引き続き会議開催支援業者との詳細な調整が続きましたが、現地を見た効果は非常に大きく、業者が作成したレイアウト図も「こうなりそうだな」という行程が想像でき、下見がとても役立ちました。
IWGGMS-21・CEOS開催
会議開催前日の6月8日に香川県高松市に到着し、展示の準備や来場者に配布するノベルティの準備を進めました。
初日の6月9日は受付の補助や参加者への昼食準備、ごみの片付けなどその場の状況を見て必要な対応を行いました。後から思い返してみますと、初日が最も問合せが多く(飲食可能なエリアはどこか、荷物を預かってもらえるか等)、事前にQAを考えておけばもう少し落ち着いて対応できたと反省しました。
IWGGMS-21のアウトリーチ活動:香川大学/香川県立高松西高等学校での講演会
時は少々遡り2025年4月下旬頃、谷本領域長からIWGGMS-21のアウトリーチ活動の一環として、2025年6月10日に香川大学と香川県立高松西高等学校での講演会を手配するよう指示を受けました。講演者は谷本領域長の人脈により決定されましたので、聴講者に配布するノベルティの準備、機材や当日の流れの確認など細かい調整を行いました。
香川大学(幸町キャンパス)では、国立環境研究所地球環境研究センターの町田敏暢特命研究員が温室効果ガスの基礎的な知識から民間航空機を利用した観測について1回限りの特別授業(※)を行いました。主に大学1年生が受講されていて、真剣に聞き入っていることが背中から伝わってきました。
※特別授業の内容は「国立環境研究所主催 IWGGMS-21による特別講演(場所:香川大学) 地球規模のCO2の流れを空から捉える」の記事をご参照ください。
https://cger.nies.go.jp/cgernews/2025/416002.html
香川県立高松西高等学校では文理選択前の高校1年生を対象に、アメリカ航空宇宙局ジェット推進研究所の宮崎和幸氏に地球温暖化の話や地球外生命体がいるのか?などのクイズも盛りだくさんの講演を行っていただきました。
環境研究総合推進費のアウトリーチ:大学院生と研究者の座談会
環境省の競争的資金である環境研究総合推進費(推進費)ではその研究費で研究した内容に関して一般への普及啓発が求められています。今回はIWGGMSの機会を利用して、谷本領域長の手配で、香川大学の大学院生に向けて推進費の成果を説明する機会を設けることとなりました。2025年6月10日に大学院生と丹羽洋介主幹研究員、齊藤誠主任研究員、大山博史主任研究員、池田恒平主幹研究員による座談会形式で、IWGGMS-21の会議場と同じ建物内の会議室で開催しました。座談会では、大学院生が研究者に積極的に質問する様子が見られました。
CEOS最終日(栗林公園にて)
CEOSが開催された栗林公園は、HP「うどん県旅ネット(https://www.my-kagawa.jp/ritsuringarden)」によりますと、「『お庭の国宝』とも称される特別名勝に指定」されているそうです。この公園には背が高く横にも広がっている力強い松がたくさんあることから、圧倒される風景が広がっています。
会場では、吉村高度技能専門員と共にマイクランナーを務めました。マイクをもう1本追加した方が良かったのではと思うくらい、活発な議論が行われました。以前に総務課に在籍していた頃にマイクランナーを行ったことがありましたが、議論が終わるタイミングが分からず挙動不審な動きをしてしまったり、マイクを渡した後に参加者の席の近くに中腰で待機していたのですが姿勢に工夫が必要であったり、準備(英語のリスニングの練習と体幹トレーニング)が足りていなかったことが今後の改善点です。
最後に
私が担当した業務はほんの一部です。他にも、HPの作成、参加希望者のとりまとめ(アレルギーの有無の確認含む)、会場レイアウトの調整、参加者のビザ関係の手続き、講演者のスライド資料のとりまとめ、ポスター発表用のポスター貼付、写真撮影、業者との契約手続きなど、多くの人が会議の開催に関わっています。国際ワークショップに運営として参加したのは初めてで、ほんの一部の業務だったのですが「やることが・・・やることが多い・・・!」という状態になってしまい、後手に回ったところもありました。次回、このような機会がありましたら、事前に詰めてから臨みたいと思います。
番外:うどん
香川県に行ったことがなかったのですが、うどんが有名であることだけは知っていました。天ぷらがずらっと並んでいて自分が食べたいものを取り、最後にうどんの種類を決めてお会計、という形式のお店が多かった印象です。そこで初めてイイダコの天ぷら(谷本領域長オススメ)と出会いました。天ぷらの具材TOP3に入るくらい美味しかったです。ごちそうさまでした。
