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観測とシミュレーションで読み解く「温室効果ガス収支」ー”最良の科学”に向けてー

公開日:2023年1月16日
最終更新日:2023年3月9日

プログラム

※各講演は20分のうち「講演15分、質疑5分」となります。

13:30-13:35開会挨拶・趣旨説明
三枝信子
三枝信子(国立環境研究所 地球システム領域長)
専門分野:気象学(大気境界層)、陸域炭素循環モニタリング、陸域-大気相互作用
13:35-13:55講演1.

「温室効果ガス収支の包括的な監視に向けて」

伊藤昭彦
伊藤昭彦(国立環境研究所 地球システム領域 物質循環モデリング・解析研究室長)
陸域生態系の物質循環(特に温室効果ガス収支)、気候変動影響、生態系による気候変動緩和を専門とし、陸域生態系モデルを用いた CO2 、CH4 、N2O 収支のモデル計算、土地利用変化や気候変動シナリオを用いた影響評価や対策評価に従事。
13:55-14:15講演2.

「大気観測に基づく温室効果ガスの動態解明  ~都市大気からバックグランド大気まで~」

遠嶋康徳
遠嶋康徳(国立環境研究所 地球システム領域 動態化学研究室長)
大気中の温室効果ガスの観測が専門で、モニタリングステーションにおけるCH4やN2Oの観測を行う。また、O2の観測に基づく炭素循環研究にも従事。
14:15-14:35講演3.

「大気シミュレーションを用いた温室効果ガス放出・吸収量の推定」

丹羽洋介
丹羽洋介(国立環境研究所 地球システム領域 物質循環モデリング・解析研究室 主任研究員)
大気輸送モデルや逆解析システムの開発、および温室効果気体の動態、収支に関する研究を行っている。民間航空機を用いた大気観測プロジェクトCONTRAILにも従事。
14:35-15:00パネルディスカッション(話題提供5分、議論20分)

【パネリスト】

梅宮知佐(地球環境戦略研究機関(IGES)気候変動とエネルギー/生物多様性と森林 主任研究員)
早稲田大学人間科学博士号取得。国立環境研究所、カセサート大学森林学部(タイ)等勤務後、2013年よりIGES勤務。パリ協定の実施と国際協力に関する研究、東南アジア諸国を中心に能力構築プログラムの実施に携わる。

◎話題提供

「最良の科学によるパリ協定・グローバル・ストックテイクへの貢献とは?」

【モデレーター】

白井知子
白井知子(国立環境研究所 地球システム領域 地球環境データ統合解析推進室長/GCPつくば国際オフィス代表)
東京大学理学系大学院博士課程修了後、宇宙航空研究開発機構、米カリフォルニア大学アーバイン校を経て、現職。大気化学研究のほか、地球環境データベースを運用、オープンサイエンスを推進している。

講演資料のライセンスについて

 講演者名(2021)、講演タイトル講演資料のURL.

改変された場合、

 講演者名(2021)、講演タイトル講演資料のURL (を元に改変).

問合せ先

国立研究開発法人国立環境研究所
地球システム領域 地球環境研究センター
GCPつくば国際オフィス
Email: gcp{at}nies.go.jp