グリーンカーテン育て方日誌 いちから始めたグリーンカーテンづくり

5 月1

種まきと発芽

3~4日で白い根の元になる部分が出てきました。そうしたら今度は苗用のポットを準備し、ポットの底に水抜き穴が開いている場合は目の細かいネット(例えば網戸用の網など)で穴を塞ぎ、そこに中粒の赤玉土を底が見えなくなるくらいに敷きました。その上に市販の種蒔き・挿し木用の土を入れて真ん中に種を入れるくぼみを作り、そのくぼみに根の元が出ている方を下にして種を入れ、1cmくらい土を被せて土が湿る程度にをやりました。

ここでまた暗いところに置いておき、土が乾いたら湿る程度に水をやると1週間もしないうちに土が盛り上がってきて発芽し始めます。発芽には個体差があって、すべて一斉に発芽とはならないので、発芽しないポットもしばらくは様子を見た方が良いようです。まだ冷え込む日もありそうなので温度が安定している室内の直射日光が当たらない所に置いておきました。

発芽

うまく発芽するとこんな感じ

5 月10

ひ弱な苗

今年のこの作りはむしろ失敗だったかもしれません。種まきの時期とゴールデンウィークが重なり、連休の狭間の5月1日にポットに種をまいて、暗い実験室に置いておけばゴールデンウィーク明けには発芽してちょうど良い感じになると予想していましたが、連休明けに様子を見に行くと、そこにあったのはヒョロヒョロに伸びた色白の苗というか、ゴーヤもやしでした……。とりあえず元気は良さそうだったのでそのまま育てると、無事、ひょろ長いけれど元気な苗に育ってくれました。

一方メロンはというと、ゴーヤよりもさらに貧弱な芽で、カイワレみたいでした。さすがにカイワレのような細さでは弱過ぎたのか、ほとんどの芽がダメになってしまいましたが、それでも少しはマシなものが4本ほど枯れずに残りました。その4本もなかなか育たなかったので、今年はメロンの収穫ができるのかどうか不安です。

苗

ひょろっとしているので苗が立たずに寝てしまう

5 月21

定植

少し日当たるところに出してみて様子を見た10日後には、ひょろ長くひ弱そうだった苗も順調に育ち、本葉がいくつか出てくるようになってきました。ここまで大きくなるとそろそろプランターへの定植をしなくてはなりません。

空いているプランターは6つです。これに苗を2本ずつ植えるのですが、植えたのは純白ゴーヤの苗、昨年採った種(大長レイシ、あばしゴーヤ、純白ゴーヤ)から育てた苗で合計8本、メロンの苗を加えて合計10本、プランター5つ分です。

プランター

大長レイシの苗

プランター

純白ゴーヤ(純粋種)の苗

プランター

純白ゴーヤの苗

プランター

あばしゴーヤの苗

プランター

ニューメロンの苗

プランターは中敷きがあってその下の空間(底)に水がためられるタイプですが、この空間を保つため中敷きの上にまず赤玉土の中粒(又は大粒)を敷き詰め、その上に市販の野菜用の土をプランターの深さの半分まで入れました。そしてプランターの端から10cmのところを手で掘り、そこにポットから取り出した苗の根を傷めないように丁寧に植えました。今回の苗はひょろっとしていて頼りないので、やや深めに穴を掘って茎の上の方まで土が被るようにして土から上の部分がしっかりと立つように工夫しました。

そして軽く水をやってそのまま放置し、しばらくは土の表面が乾いたら水をやるという事の繰り返しになります。この頃はまだ成長も遅いのでもうしばらくはネットを張らなくても大丈夫です。

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