地球環境研究センターニュース

COLUMN 2019年9月号

IPCC国家温室効果ガスインベントリガイドライン 背景と「2019年方法論報告書」における改良について

Shamil Maksyutov

国家温室効果ガス排出量の報告は各国の気候変動対策の進捗状況を評価する手法としてスタートした。気候変動に関する政府間パネル(IPCC)は、気候変動による社会・経済的な影響を理解し、気候に関する国際条約を検討する国際交渉の場面で参照されるような…

RESULT 2019年9月号

最近の研究成果 大気中の酸素濃度の変化からグローバルな炭素収支を定量化する

遠嶋康徳

化石燃料の燃焼によって大気中に排出される二酸化炭素の約半分は海洋と陸上生物圏が吸収していると考えられています。海洋と陸上生物圏それぞれの吸収量やその変化傾向を定量的に把握することは、地球温暖化を許容範囲内に抑えるように人為起源二酸化炭…