※4 Ito, A. (2008) The regional carbon budget of East Asia simulated with a terrestrial ecosystem model and validated using AsiaFlux data. Agricultural and Forest Meteorology, 148, 738–747.専門は生態学。陸域生態系の炭素�窒素循環を基礎として、大気との間の温室効果ガス交換をグローバルに推定するモデルを開発し、それを用いて気候変動に関する現状の理解や将来予測に関する研究を進める。図3:生態系モデルの検証例。国内の3サイトにおいて大気中のCO2濃度と風の流れに基づく方法(微気象学的方法)により観測された正味のCO2交換データとの比較(Ito 2008※4)。サイトの写真(右)のうち苫小牧のもの(上)に測定機器を、岐阜高山のもの(下)に観測タワーを見ることができます。伊藤 昭彦 Ito Akihiko地球環境研究センター 物質循環モデリング・解析研究室長現職:地球システム領域 物質循環モデリング・解析研究室長
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