News Archives [20061006] 2006.10.06
スーパーコンピュータスーパーコンピュータによる地球環境研究発表会(第14回)開催のお知らせ

 地球環境研究センターでは、2006年10月30日(月)に国立環境研究所地球温暖化研究棟交流会議室において、「スーパーコンピュータによる地球環境研究発表会(第14回)」を開催致します。当日は、国立環境研究所のスーパーコンピュータを利用して行われている所内外の気候モデル研究、数値実験などを中心に15件の研究発表が予定されています。
 ご関心のある方はどうぞご参加下さい。 事前の申し込みは不要です。
日時 平成18年10月30日(月)11:00〜17:20
場所 独立行政法人 国立環境研究所 地球温暖化研究棟 交流会議室
主催 (独)国立環境研究所地球環境研究センター
お問い合わせ先 (独)国立環境研究所地球環境研究センター 総合化・交流係
Tel: 029-850-2347
FAX: 029-858-2645
プログラム
11:00〜11:05
開会挨拶
11:05〜11:15
スーパーコンピュータ利用研究概要紹介
11:15〜11:30
大循環モデルを用いた氷期の大気場のシミュレーション−東アジア・北太平洋域の大気変動メカニズム
柳瀬 亘 (東京大学気候システム研究センター)
11:30〜11:45
GCMを用いたエアロゾルの気候への影響に関する研究
五藤 大輔 (東京大学気候システム研究センター)
11:45〜13:00
Lunch
13:00〜13:15
CASL法と点渦法による準地衡風渦の数値シミュレーション
堀 祐輔 (電気通信大学大学院 電気通信学研究科)
13:15〜13:30
熱塩二重拡散系における乱流拡散係数
花崎 秀史 (京都大学大学院 工学研究科)
13:30〜13:45
東京都心部の地下構造物が水・物質循環に及ぼす影響について
中山 忠暢 (国立環境研究所 アジア自然共生研究グループ)
13:45〜14:00
大気・海洋間のCO2輸送に及ぼす降雨およびウインドシアーの影響について
小森 悟 (京都大学大学院 工学研究科)
14:00〜14:15
水惑星実験における赤道域降水パターンの多様性:鉛直乱流混合過程の影響
林 祥介 (北海道大学大学院 理学院)
14:15〜14:30
都市キャノピー内及び上空の熱的機構に関する数値解析
足永 靖信 (建築研究所 環境研究グループ)
14:30〜14:45
コンピュータシステムの現状と将来
塚本 龍治 (日本電気(株) 第一官庁システム事業部)
14:45〜15:05
Coffee Break
15:05〜15:20
東アジアにおける半揮発性エアロゾルのガス−エアロゾル分配変化を通した間接的酸性化効果
梶野 瑞王 (京都大学防災研究所)
15:20〜15:35
積雲対流と大規模運動の相互作用についての数値実験:雲活動の自発的集中化のメカニズム
中島 健介 (九州大学大学院 理学研究院)
15:35〜15:50
数値シミュレーション及び風洞実験による都市キャノピー層の不安定成層流の研究
余 偉明 (東北大学大学院 理学研究科)
15:50〜16:05
成層圏オゾン層の過去25年の化学−気候モデルによるシミュレーション
柴田 清孝 (気象研究所 環境・応用気象研究部)
16:05〜16:20
大気大循環モデルの中で発達する擾乱の空間構造について
山根 省三1,2 (1千葉科学大学 危機管理学部、2海洋研究開発機構 地球環境フロンティア研究センター)
16:20〜16:40
Inferring CO2 fluxes at regional scale by inverse modeling and using backward atmospheric tracer transport
Claire Carouge (国立環境研究所 地球環境研究センター)
16:40〜17:00
CCSR/NIES T42化学気候モデルを用いたオゾン層の将来予測実験
秋吉 英治 (国立環境研究所 大気圏環境研究領域)
17:00〜17:15
総合討論
17:15〜17:20
閉会挨拶

※なお、17:30より所内食堂にて懇親会(会費制)を開催します。