News Archives [20050829]
摩周湖ベースラインモニタリング調査結果について

 GEMS/Water事業の一環として水質等のモニタリングを実施している北海道摩周湖での現地調査が2005年8月24日と25日に行われました。

 調査は北見工業大学の南尚嗣助教授らによって行われ、湖心部で水深1.5 m、 10 m、50 m、100 m、200 mの湖水を大量に採取しました。また、同時に水温、 電気伝導度、透明度などを測定しました。本年度調査における透明度は 14.0 m(速報値) (2004年度; 19.0m、2003年度; 20.4 m、2002年度; 18.0 m、2001年度; 23.7 m) で、水温は20.5度でした。
 ただし、今回の調査では、湖面の波が高く、透明度の測定には不向きな条件だったため、再調査等の可能性があります。

 採取した湖水は、北見工業大学、国立環境研究所等で精密な分析が行われます。

摩周湖の湖水を採取
摩周湖の透明度
-摩周湖の透明度-