News Archives [20021009]
地球環境研究センターニュースに関するアンケート結果報告

 地球環境研究センターニュース(以後、ニュース)は、2002年3月号で読者の皆様に本ニュースについてアンケート調査を行いました。そのアンケート結果の簡単な報告とともにニュース発行の現状について紹介します。

1.ニュースの発行について
ニュース送付先
図1 ニュースの送付先 (2002年8月現在)
 ニュースは、地球環境研究センター(以後、センター)内に編集委員会を設け、掲載記事のリストアップを行い、常にタイムリーな地球環境研究情報を掲載することを心がけて、毎月発行しています。なお、経費節減のために、配布するニュースは白黒印刷ですが、ホームページからは、フルカラー版のニュースがダウンロードできます。
 本年度で発行を開始してから13年目を迎え、2002年8月号で、通算141号になります。発行部数は3150部に達し、国内の行政機関・試験研究機関、大学、民間企業・諸団体など、地球環境研究に係わる機関や地球環境に関心のある方に広く無償で配布しています(図1)。
2.アンケート結果
国立環境研究所外読者に対して、2002年3月号にニュースの内容などについてのアンケート用紙を同封し(送付総数:約2280部)、 2002年6月末で313件の回答を得ました。アンケート回収率は決して良いとは言えませんが、「所外読者の声」を代表するものとして、 以下に、その概要を前回(2000年4月号)に行ったアンケート結果とともに紹介します。アンケート結果の詳細は、 センターニュースのVol.13-6 [PDF]をご参照下さい。

掲載内容の面白さ・分かりやすさ
 図2に、掲載記事の内容について、読者としてどのような感触があったのかを5段階で尋ねた結果を前回の結果を加えて示しました。掲載内容の「面白さ」 (1:面白い ← → 5:面白くない)を尋ねた結果、「1」と「2」の回答が約2/3(1999年度:62%、2001年度:71%)を占めました。同様に「分かりやすさ」 (1:分かりやすい ← → 5:難しい)を尋ねた結果、「1」と「2」の回答が半数以上(1999年度:55%、2001年度:60%)を占め、全体として掲載内容は面白く、 分かりやすいという評価を得ました。その傾向は、編集体制を一新した2001年度にはより大きくなりました。
ニュース掲載内容について
図2 ニュース掲載内容の面白さ(左)、分かりやすさ(右)
内輪:1999年度、外輪:2001年度
面 白 さ:面  白  い ← → 面白くない:1 ← → 5
分かりやすさ;分かりやすい ← → 難 し い:1 ← → 5
3.おわりに
 ニュースの掲載内容についての読者からのアンケート結果を紹介しましたが、本ニュースが地球環境研究の情報提供の一翼を担っており、かつ読者が、 本ニュースを好意的に見ていただいていることが分かりました。ニュース発行者としては、その責務を果たしていることに安堵しました。今後も、掲載 記事の充実を目指し、読者のご意見を反映した充実した記事を掲載していきたい所存です。
 おわりに際して、全ての読者に今後も一層のご支援を頂きたく存じます。記事の寄稿、またはインタビューをお受けいただいた諸氏及び、アンケートの 回答をお寄せいただいた読者に感謝致します。