国立環境研究所出前教室「地球温暖化とわたしたちの将来」を開催しました

3月10日(土)北海道帯広市のとかちプラザにおいて、地球環境研究センターは、北海道十勝総合振興局、北海道環境財団と共催で「地球温暖化とわたしたちの将来」と題するイベントを行いました。本イベントでは、地球温暖化に関する基本事項や脱炭素社会構築への道筋、豪雨や猛暑と地球温暖化の関係など、3人の講師が最前線の環境研究の成果を踏まえた情報を提供しました。また、海水が二酸化炭素を吸収することを確認する実験や、講演者と会場の参加者によるディスカッションを行いました。当日は高校生からシニアの方まで約60人の参加があり、ディスカッションでは活発な意見交換が行われました。

写真1会場内に展示した地球温暖化に関するパネル。休憩時間には来場者がご覧になっていました

写真2地球環境研究センターの江守正多室長は参加者への質問を交えながら「『脱炭素化』に不可欠な社会の『大転換』」について講演しました

写真3地球環境研究センターの塩竈秀夫主任研究員は「異常気象と温暖化」という講演のなかで、温暖化したときの雪の降り方について解説しました

写真4地球環境戦略研究機関の西岡秀三参与は、パリ協定を踏まえたゼロ排出社会への転換について講演しました

写真5海が二酸化炭素を吸収するのか実験で確かめました

写真6ディスカッションでは、参加者からたくさんの質問をいただき、時間を延長して講演者が回答しました

なお、詳細は、後日地球環境研究センターニュースに掲載します。