平成28年度スーパーコンピュータ利用研究報告会開催のお知らせ

地球環境研究センターは、平成28年12月20日(火)に国立環境研究所地球温暖化研究棟交流会議室において、「平成28年度スーパーコンピュータ利用研究報告会」を開催いたします。

当日は、今年度国立環境研究所スーパーコンピュータ利用研究課題として承認を受けた、気候モデル研究をはじめとする所内外の研究課題の成果や今後の計画などについて、報告が行われます。

ご関心をおもちの方はぜひご参加下さい。事前の申し込みは不要です。

日時:
平成28年12月20日(火) 13:30〜18:00
場所:
国立環境研究所 地球温暖化研究棟 交流会議室(1階)
主催:
国立環境研究所 地球環境研究センター
お問い合わせ:
国立環境研究所 地球環境研究センター 研究支援係
TEL: 029-850-2409
FAX: 029-858-2645
E-mail: www-cger(at)nies(dot)go(dot)jp
プログラム
13:30〜13:35 開会挨拶

向井人史 (国立環境研究所地球環境研究センター長)

13:35〜13:45 スーパーコンピュータ利用研究概要および運用状況

地球環境研究センター/環境情報部

13:45〜14:00 気候感度の外部因子依存性に関する研究

課題代表者および報告者:塩竈秀夫 (国立環境研究所地球環境研究センター)

14:00〜14:15 大気汚染物質による環境・気候への影響評価
広域大気汚染構造の理解と対策評価に関する研究

課題代表者および報告者:五藤大輔 (国立環境研究所地域環境研究センター)

14:15〜14:30 化学-気候モデルによる突然昇温に伴う成層圏オゾンの急速な変化が中層大気循環に及ぼす影響評価

課題代表者および報告者:柴田清孝 (高知工科大学環境理工学群)

14:30〜14:45 GOSATデータを利用した温室効果ガス放出推定のための大気輸送モデルの高解像度化

課題代表者および報告者:Shamil Maksyutov (国立環境研究所地球環境研究センター)

14:45〜15:00 GOSATおよびGOSAT-2衛星のデータ解析に関わるエアロゾル・モデルシミュレーション
  • 課題代表者:中島映至 (宇宙航空研究開発機構地球観測研究センター)
  • 報告者:及川栄治 (国立環境研究所環境計測研究センター)
15:00〜15:15 気候モデルMIROCを用いた過去と将来の気候モデリング(終了課題)
  • 課題代表者:阿部彩子 (東京大学大気海洋研究所)
  • 報告者:大石龍太 (国立極地研究所)
15:15〜15:30 懸濁粒子の動態および環境負荷物質との相互作用を考慮した沿岸海洋長期環境予測モデルの開発

課題代表者および報告者:東博紀 (国立環境研究所地域環境研究センター)

15:30〜15:50 Coffee Break
15:50〜16:05 高分解能でのリモートセンシング解析情報を用いた土地利用モデルシミュレーション
  • 課題代表者:山形与志樹 (国立環境研究所地球環境研究センター)
  • 報告者:村上大輔 (国立環境研究所地球環境研究センター)
16:05〜16:20 高度な陸域要素モデルの開発とそれを用いた全球スケールの気候変動研究

課題代表者および報告者:横畠徳太 (国立環境研究所地球環境研究センター)

全球スケールの陸域モデル開発による気候変動研究

課題代表者および報告者:伊藤昭彦 (国立環境研究所地球環境研究センター)

16:20〜16:35 GOSATデータ処理運用システムにおける確定再処理用参照データの作成
  • 課題代表者:網代正幸(国立環境研究所地球環境研究センター)
  • 報告者:中村東奈 (国立環境研究所地球環境研究センター)
16:35〜16:50 MIROC5モデルをベースにした海洋結合化学気候モデルの開発

課題代表者および報告者:秋吉英治 (国立環境研究所地球環境研究センター)

16:50〜17:05 NICAMによる雲降水システムの研究
  • 課題代表者:佐藤正樹 (東京大学大気海洋研究所)
  • 報告者:Woosub Roh (東京大学大気海洋研究所)
17:05〜17:20 系外惑星も含めた惑星気候多様性に関する数値実験

課題代表者および報告者:石渡正樹 (北海道大学大学院理学研究院)

17:20〜17:55 総合討論
17:55〜18:00 閉会挨拶

三枝信子 (国立環境研究所地球環境研究センター副センター長)

  • 栗田課題(「樹木年輪セルロースの酸素同位体を使った気候モデルMIROCの気候変動再現性評価」平成27年度終了課題)については、報告者の都合がつかないため報告はありません。