2016年6月4日(土)、5日(日)の2日間、東京の代々木公園で恒例のエコライフ・フェアが開催されました。国立環境研究所ブースには社会環境システム研究センターによるパリ協定や地球温暖化の解説パネル、生物・生態系環境研究センターによるアリやクワガタなどの生き物が展示されており、両日とも多くの方が立ち寄られました。
地球環境研究センターはブース(7.2m×3.6m)の一角を利用して自転車発電体験コーナーを設置するとともに、温室効果ガス観測技術衛星「いぶき」関係資料や新作ぱらぱらマンガを配布し、地球環境研究の一端を紹介しました。
自転車発電では、LED電球、蛍光灯型電球、白熱電球のつけ比べを行い、こぐ重さの違いを体感してもらうとともに、液晶テレビをつけることにも挑戦してもらいました。この自転車発電セットは、使用している発電機と自転車の性能アップによりかなり効率が上がっており、お子様でもほとんどの方がテレビをつけることができます。
国立環境研究所のブースの対面には、偶然、環境省とJAXA(宇宙航空研究開発機構)の共同ブースが設置されていました。富山でのG7環境大臣会合に合わせて開催された「富山環境展」に出展されていた方々と3週間ぶりにお会いでき、協力して「いぶき」の観測結果を説明しました。