—平成25年度科学技術週間に伴う一般公開—
国立環境研究所では、科学技術週間中の一日、日頃の研究成果をより多くの方々に知っていただくために、主な研究施設を公開いたします。詳細内容や最新情報は、国立環境研究所「春の環境講座」ウェブサイトで紹介しています。 (http://www.nies.go.jp/event/kagaku/2013/)
地球環境研究センターでは、社会環境システム研究センターとの共催による講演会「地球温暖化研究の最先端を見に行こう」を行います。また、パネルや実際に使用されている観測装置等を展示し、地球温暖化研究の一端をご紹介します。ぜひとも会場に足をお運びください。
地球温暖化のメカニズムや将来予測の現状、人間社会への影響、将来の低炭素社会へ向かう将来像について、国立環境研究所の研究者が講演します。最先端の地球温暖化研究の全体像について知ることのできる、貴重な機会です。ご来場の皆さまにゆったりとくつろいだ気持ちで聞いていただけるよう、例年よりも広い会場で飲み物のご用意をしてお待ちしております。途中入退場も自由です。今回は、講演の後に講演者と皆さまが対話できるスペースを設ける予定です。
日頃、国立環境研究所で行っている地球温暖化研究の内容を、研究者がわかりやすく説明し、皆さまのご質問に直接お答えします。
地球温暖化に関する様々な問題の解決を目指し、研究に取り組んでいます。ここではその成果の一部をご紹介します。
地球温暖化という現象をとらえるためには、大気中の温室効果ガスを正確に観測しなければなりません。航空機を利用した上空からの温室効果ガスの観測についてご紹介します。
船舶を利用した海の温室効果ガスの観測についてご紹介します。
温室効果ガス観測技術衛星「いぶき」(GOSAT)による温室効果ガスの観測についてご紹介します。
地球温暖化の環境に対する影響を正確に把握するため、国立環境研究所では温暖化影響のモニタリングを2011年より開始しています。ここでは、サンゴなどの海洋生物に着目した温暖化影響モニタリングをご紹介します。
地球温暖化の高山生態系に対する影響を把握するため、国立環境研究所では温暖化影響(高山帯)のモニタリングを多地点で2011年より開始しています。ここでは、日本国内の高山帯の積雪・融雪時期や植物の活動に着目した温暖化影響モニタリングをご紹介します。
国立環境研究所では、日本国内の温室効果ガスがどこからどのくらい排出されたのかを算出し、国連気候変動枠組条約に提出しています。ここでは、CO2排出量の推移をご紹介します。
日本、アジア、世界での低炭素社会の実現に向けて、国立環境研究所が実施している研究とその成果をご紹介します。
家庭の電化製品でも、「エコ」なものとそうでないものがあります。必要なエネルギーの違いを自転車発電でぜひ体験してみてください。
(独)国立環境研究所 地球環境研究センター
E-mail:
TEL: 029-850-2384(平日9:00 – 17:00)
地球温暖化研究の最先端について研究者が講演を行います
温室効果ガス観測に用いている測器や、パネル、ディスプレイ等を展示して解説します
*写真はいずれも昨年の春の一般公開のものです