—国立環境研究所 夏の大公開(7月21日)—
国立環境研究所は、今年も夏休み最初の土曜日にあたる7月21日(土)に「国立環境研究所夏の大公開」を開催します。
詳細内容や最新情報は、国立環境研究所夏の大公開ウェブサイトで紹介しています。(http://www.nies.go.jp/event/kokai/2012/index.html)
地球環境研究センターでは、研究者によるミニ講演会や実験室見学ツアー、温室効果ガスの観測方法の紹介、地球温暖化の予測シミュレーション結果や地球温暖化の影響の観測研究の紹介、自転車発電体験、「土壌の呼吸」を測る実験、低炭素社会構築に向けた研究の展示、などを行い、「地球温暖化」についての研究活動や、最新の研究成果をわかりやすくご紹介します。また、お子さまには、クイズ、ぱらぱらマンガ、ヘキサフレクサゴン(折り紙六角形)で環境問題を学んでいただく企画を用意しています。
「夏の大公開」は、イベントがもりだくさんです。夏休みの一日、「地球温暖化」や「温室効果ガス」、「エネルギー問題」について楽しく勉強してみませんか。
地球温暖化の全体像、京都議定書の現状、かかわりの深いエネルギーの問題に関して、第一線の研究者が解説します。研究者に直接質問をしてみたい、意見を聞いてみたいと思われる方はぜひおいでください。 *対象:高校生以上
タイトル | 講演者 | 時間 |
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地球温暖化はどれくらい「怖い」か? | 江守正多 | 10:30 – 11:00 |
温室効果ガスの年間排出量はどうやって求める? —京都議定書の国際約束を守れるか— |
酒井広平 | 14:00 – 14:30 |
私たちの未来とエネルギー —選ぶのは私たち— | 藤野純一 | 14:30 – 15:00 |
昨年好評でした「潜入!実験室ツアー ~世界の空気はここで測る~」を今年も企画しました。航空機と船舶で採取した世界中の空気に含まれている温室効果ガスを測る実験室とはどんなところか、あなたの目でたしかめてみませんか。時間・人数限定ですのでお早めに。 *対象:高校生以上
地球温暖化という現象を捉えるには、大気中の温室効果ガスを正確に観測し、また、環境に対する影響を正確に把握しなければなりません。目に見えない温室効果ガスの観測方法や地球温暖化の影響についての観測をご紹介します。実際の観測機器もご覧いただけます。 *対象:全年齢
植物によるCO2の吸収、土壌によるCO2の排出の実態を観察してみよう。 *対象:全年齢
地球温暖化の予測シミュレーションなどの研究成果をご覧いただきます。 *対象:高校生以上
アジアはどのくらいCO2を排出しているのでしょうか。そして、どうやったらCO2を減らすことができるのでしょうか。触って・見て・感じることを通じて、日本を含めたアジアで本当にCO2を減らせるか、考えてみませんか。 *対象:全年齢
震災後、エネルギー政策がゼロベースから見直され、国立環境研究所は、中央環境審議会地球環境部会を通じて、エネルギーの選択肢づくりに貢献しています。みなさんにも考えていただくための材料をご提供します。 *対象:全年齢
家庭の電化製品でも、「エコ」なものとそうでないものがあります。必要なエネルギーの違いを自転車発電でぜひ体験してみてください。 *対象:全年齢
普段の生活のなかにあるかんきょう問題に挑戦!キミは何問解けるかな。 *対象:小中学生
かわいいキャラクターが案内するぱらぱらマンガを作りながら、地球環境の「今」について考えてみましょう。大人にも読み応えのある解説が付いています。 *対象:全年齢
地球環境に関するヘキサフレクサゴン(折り紙六角形)、絵が次々に変わる不思議なパズルを、あなたも組み立ててみませんか。 *対象:全年齢
潜入!実験室ツアー ~世界の空気はここで測る~
自転車 de 発電、あなたもぜひ体験してください
今年も、お子さまに人気の企画をたくさん用意しました
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