地球環境研究センター 20周年

平成22年度スーパーコンピュータ利用研究報告会開催のお知らせ

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地球環境研究センターでは、平成22年11月9日(火)に国立環境研究所地球温暖化研究棟交流会議室において、「平成22年度スーパーコンピュータ利用研究報告会」を開催いたします。
当日は、今年度国立環境研究所スーパーコンピュータ利用研究課題として承認を受けた、気候モデル研究をはじめとする所内外の研究課題の成果や今後の計画などについて報告が行われます。

ご関心のある方はどうぞご参加下さい。 事前の申し込みは不要です。

日時:
平成22年11月9日(火)11:00〜17:30
場所:
独立行政法人 国立環境研究所 地球温暖化研究棟 交流会議室
主催:
(独)国立環境研究所 地球環境研究センター
お問い合わせ先:
(独)国立環境研究所 地球環境研究センター 交流係
Tel: 029-850-2409
Fax: 029-858-2645
E-mail: www-cger(at)nies(dot)go(dot)jp
プログラム
11:00〜11:05 開会挨拶 笹野 泰弘 (国立環境研究所 地球環境研究センター長)
11:05〜11:20 スーパーコンピュータ利用研究概要および運用状況 (地球環境研究センター/環境情報センター)
11:20〜11:35 流域環境管理に関する国際共同研究 東 博紀 (国立環境研究所 アジア自然共生研究グループ)
11:35〜11:50 大気海洋結合モデルの物理過程改良および気候変化予測の手法開発 小倉 知夫 (国立環境研究所 地球環境研究センター)
11:50〜13:00 Lunch
13:00〜13:20 全球気候モデルMIROCの陸域過程の精緻化及びそれを用いた大気陸面相互作用の研究 山田 朋人 (北海道大学大学院 工学研究科)
13:20〜13:40 気候モデル中の物理化学諸過程の高度化及び過去-現在気候の再現実験を通したモデルの検証
広域大気汚染物資の発生源別寄与率解析と気候影響評価
永島 達也 (国立環境研究所 アジア自然共生研究グループ)
13:40〜13:55 長期気候変動予測と近未来気候変動予測に関わる不確実性の理解と制約 塩竃 秀夫 (国立環境研究所 地球環境研究センター)
13:55〜14:10 成層圏オゾン層の長期変動とその成層圏−対流圏気候への影響に関する研究 秋吉 英治 (国立環境研究所 大気圏環境研究領域)
14:10〜14:25 化学−気候モデルによる温暖化の将来予測における対流圏オゾンと成層圏オゾンの役割評価 柴田 清孝 (気象研究所 環境・応用気象研究部)
14:25〜14:40 海水面および海中での物質の乱流拡散機構の解明と海水面を通しての物質の交換機構に及ぼすうねりの効果 黒瀬 良一 (京都大学大学院 工学研究科)
14:40〜14:55 湿潤惑星大気用数値モデル群の開発および基礎的実験 林 祥介 (神戸大学大学院 理学研究科)
14:55〜15:10 受容体−化学物質間相互作用解析に基づく生体毒性予測システムの開発 常盤 広明 (立教大学 理学部)
15:10〜15:30 Coffee Break
15:30〜15:45 MIROC中解像度版および氷床力学モデルと炭素循環モデルを用いた古気候数値実験と温暖化予測 吉森 正和 (東京大学 大気海洋研究所)
15:45〜16:00 NICAMによる雲降水システムの研究 柳瀬 亘 (東京大学 大気海洋研究所)
16:00〜16:15 雲解像モデルを用いた豪雨システムと台風の高解像度シミュレーション 坪木 和久 (名古屋大学 地球水循環研究センター)
16:15〜16:30 GOSATデータ処理運用システムの定常運用および維持改訂 幸 昭 (国立環境研究所 地球環境研究センター)
16:30〜16:45 大気輸送モデルとインバースモデルによる温室効果ガス収支量の推定とその高精度化に関する研究 Shamil Maksyutov (国立環境研究所 地球環境研究センター)
16:45〜17:00 CAI衛星解析とモデルシミュレーションの統合システムの構築 五藤 大輔 (東京大学 大気海洋研究所)
17:00〜17:25 総合討論
17:25〜17:30 閉会挨拶 野尻 幸宏 (国立環境研究所 地球環境研究センター副センター長)