Revaluation of long-term Umkehr data and ozone profiles
日本の観測所における長期の反転観測データとオゾン鉛直分布の再評価
気象庁により実施されている日本のドブソン分光光度計による反転観測ネットワークの長期観測データの再評価を行った。系統誤差の評価は、同時観測された参照観測（気象庁オゾンゾンデ、およびつくばの国立環境研究所のオゾンライダー）のデータとの比較によって行った。この再評価によってほとんどの観測所の反転観測データの不連続性が除去され、新しいオゾン鉛直分布データセットが得られ、反転観測と参照観測データがより一致するようになった。
Miyagawa K., Sasaki T., Nakane H., Petropavlovskikh I., Evans R. D. (2009) Revaluation of long-term Umkehr data and ozone profiles. J. Geophys. Res., 114, D07108, doi:10.1029/2008JD010658