Updated: July 30, 2008

アジアにおける温室効果ガスインベントリ整備に関するワークショップ
温室効果ガス排出量算定に関する公開シンポジウム〜こうして求める約束期間の排出量
を開催しました

環境省と国立環境研究所(地球環境研究センター温室効果ガスインベントリオフィス)は共催で、7月16日(水)〜18日(金)に国立環境研究所において、アジアにおける温室効果ガスインベントリ整備に関するワークショップ(WGIA)を開催しました。WGIAは、アジア諸国における温室効果ガスインベントリ作成の支援及びインベントリ精度向上を図ることを目的に、アジア諸国の関係研究者及び政策決定者間での経験・情報共有促進のため2003年度より毎年度開催しています。初めての日本開催となる今回は、本年5月のG8環境大臣会合の議長総括で発表された「神戸イニシアティブ」(G8環境大臣会合のフォローアップのためアウトリーチ国を含めた対話のための一連の会合)の一環として実施され、日本を含むメンバー国13カ国、3国際機関、その他3カ国の総計75名の政府関係者、国際機関、研究者等が参加して情報・意見交換を行いました。温室効果ガスインベントリ精度向上の重要性の再確認や認識の共有など数々の成果が得られました。

また、7月19日(土)には東京・有楽町の東京国際フォーラムにおいて、「温室効果ガス排出量算定に関する公開シンポジウム〜こうして求める約束期間の排出量」を、WGIAのサイドイベントとして開催しました。温室効果ガスインベントリの算出方法や国際ルール、京都議定書や京都メカニズム、アジア諸国や民間企業での取り組みなど多岐に渡る9件の講演が行なわれ、約250名の方にご参加いただきました。

WGIAの成果の詳細などについては以下のページをご覧ください。

[記者発表]「アジアにおける温室効果ガスインベントリ整備に関するワークショップ」及び「温室効果ガス排出量算定に関する公開シンポジウム〜こうして求める約束期間の排出量」について(結果のお知らせ)

関連リンク >> 温室効果ガスインベントリオフィス

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活発かつ真剣な情報・意見交換が行われたWGIA(国立環境研究所大山記念ホール)

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多くの方にご参加いただいた公開シンポジウム(東京国際フォーラム)