国立環境研究所(NIES)は、2004年12月6日から17日までアルゼンチン・ブエノスアイレスにて開催された第10回国連気候変動枠組条約締約国会合(COP10)
においてブースを設置して研究成果の展示を行いました。
ブースでは、NIESの気候変動問題に関する最新の研究成果をまとめたポスターを展示し、パンフレットやその内容を収録したCD-ROMなどを
配布しました。また、西岡理事や中根GIOマネージャーらがブースで研究成果の説明を行ったり、来訪者と展示内容に関し積極的に意見交換を行ったりしました。
地球環境研究センターからは、地球環境モニタリングプロジェクト、温室効果ガス観測技術衛星(GOSAT)研究チーム、グローバルカーボンプロジェクト(GCP)つくば国際
オフィス、温室効果ガスインベントリオフィス(GIO)の研究成果・概要などを展示しました。いずれの内容も高い関心を集め、配布物の多くが会議半ば
には売り切れという状態になりました。
ブースへは、連日約50名が来訪し、NIESの多岐にわたる研究成果に直接触れてもらうことができました。来訪者から頂いた率直な意見・感想は、各研究関係者の
今後の研究の大きな励みとなると強く実感しました。
(GIO梅宮記)