Updated: July 14, 2008

温室効果ガス観測技術衛星GOSAT愛称募集

GOSAT(ゴーサット、Greenhouse gases Observation SATellite:温室効果ガス観測技術衛星)は地球温暖化の原因物質である主要な温室効果ガス:二酸化炭素とメタンの濃度を宇宙から観測する世界初の衛星で、2008年度中に打ち上げられる予定です。

打ち上げを前に、GOSATの愛称(ニックネーム)募集が行われます。GOSATの先進的役割や目的をイメージできる親しみやすい名前をご提案ください。選定された方の中から抽選で1組2名様がGOSATの打上げ(種子島宇宙センター)に招待されます。

応募は葉書またはインターネットでできます。締め切りは9月10日(水)です。くわしい応募のきまりについては、次のページをご参照ください。

GOSATプロジェクトについて

GOSATプロジェクトは、 環境省、国立環境研究所、宇宙航空研究開発機構が共同で推進しています。

国立環境研究所では、GOSATで得られたデータから二酸化炭素とメタンのカラム量*を算出する手法の開発、 二酸化炭素の吸収・排出量を推定するモデルなどの開発、得られた結果の検証・評価を行うとともに、定常処理を行うデータ処理運用施設(GOSAT DHF : Data Handling Facility)の開発・運用、ユーザへの情報提供を行っていきます。詳細は国立環境研究所GOSATプロジェクトのウェブサイトをご覧ください。

*カラム量:地表面の単位面積上の大気上端までの大気全体(鉛直気柱)に含まれる各気体の量。気体分子総数またはそれの乾燥空気分子総数に対する比として表現される。