地球環境研究センター温暖化リスク評価研究室・江守正多室長が「地球温暖化シミュレーション」について解説した映像がチーム・マイナス６％ホームページで公開されました。温暖化する地球のシミュレーション映像とその見方をＣＧ・写真・グラフを使ってわかりやすく解説したもので、スーパーコンピューター「地球シミュレータ」を用いて国立環境研究所、東京大学気候システム研究センター、海洋研究開発機構の合同研究チームが予測計算した結果に基づいています。シミュレーション映像は1950年から2100年までの「地表気温の変化」、「降水量の変化率」、「土壌水分量の変化率」、「海面水位の変化」、「雪氷面積」の５種類です。

　チーム・マイナス６％ホームページ内特設サイト（http://www.team-6.jp/cc-sim/）にて映像を視聴後、リンク先の国立環境研究所のサイトで、アンケートに答えると、映像のダウンロードが可能になります。ダウンロードした映像は、学校等での教育活動や企業等での社内教育活動、地域での教育活動などにお使いいただくこともできます。

　また、全国地球温暖化防止活動推進センター（JCCCA）、都道府県センターで2008年1月からDVDの貸出も予定されています。

（関連リンク）
• 環境省報道発表資料（平成19年12月13日）
  (環境省ホームページへ)
• 国立環境研究所ほか記者発表資料「地球シミュレータによる最新の地球温暖化予測計測が完了−温暖化により日本の猛暑と豪雨は増加−」（平成16年9月16日）