News Archives [20070522]
国立環境研究所公開シンポジウム2007「未来を拓く環境研究−持続可能な社会をつくる−」が開催されます

 国立環境研究所は、毎年6月の環境月間に、公開シンポジウムを、京都と東京で開催しています。今年のテーマは「未来を拓く環境研究−持続可能な社会をつくる−」。環境研究が「持続可能な社会」の構築にいかに貢献可能かをポイントとして、国立環境研究所で行われている研究の一端をわかりやすくご紹介します。

 大塚柳太郎理事長による基調講演、地球温暖化を巡る国際交渉や廃棄物の処理と資源化、近未来交通システムやヒートアイランド対策に関する講演4件、そして研究者がパネルを用いて来場者と直接対話しながら解説を行うポスターセッション20件を予定しています。

 地球環境研究センター亀山康子主任研究員による「地球温暖化を巡る国際交渉〜その現状と課題〜」をはじめ、地球環境研究センターが推進している地球温暖化研究プログラムに関連した発表も多数行われます。

 公開シンポジウムへの参加は無料です。事前にお申し込みいただければどなたでも参加していただけます。多くの方のご来場をお待ちしております。

国立環境研究所公開シンポジウム2007の概要

メインテーマ 未来を拓く環境研究−持続可能な社会をつくる−

日時・場所

京都会場 2007年6月16日(土)12:00〜17:00
京都シルクホール
(京都市営地下鉄烏丸線四条駅・阪急京都線烏丸駅26番出口より徒歩3分)
東京会場 2007年6月24日(日)12:00〜17:00
東京メルパルクホール
(JR・モノレール浜松町駅より徒歩10分/都営三田線芝公園駅A3出口より徒歩2分/都営浅草線・大江戸線大門駅A3・A6出口より徒歩4分)
プログラム(京都、東京とも共通)
  基調講演 大塚柳太郎・国立環境研究所理事長
講演 1 「地球温暖化を巡る国際交渉〜その現状と課題〜」
   (亀山康子・地球環境研究センター主任研究員)
2 「微生物を利用したバイオマスの資源化技術〜廃棄物・排水の利用を考える〜」
   (珠坪一晃・水土壌 圏環境研究領域主任研究員)
3 「脱温暖化社会に向けた交通とまちづくり〜2050年の持続可能な交通の姿を今から考えましょう〜」
   (松橋啓介・社会環境システム研究領域主任研究員)
4 「都市の温暖化と自然を活かした暑さ対策」
   (一ノ瀬俊明・社会環境システム研究領域主任研究員)
ポスターセッション(全20件。地球環境研究センター・地球温暖化研究プログラムからの発表者とそのテーマは以下のとおり)
  「ハロカーボン類のモニタリング−高頻度観測によって東アジアにおける排出量を推定する−」(横内陽子)
「温室効果ガスのデータベースとその解析支援システム」(向井人史)
「気象データを利用した大気の動きの総合解析・表示システム」(松永恒雄)
「地球の気候はどう変わる?−将来気候予測研究の最前線−」(横畠徳太)
「低炭素社会のエネルギー供給システムとは?−再生可能エネルギーの有効性を考える−」(芦名秀一)
「日本で低炭素社会はつくれるのか−2050年CO2排出量70%削減シナリオ−」(藤野純一)
※詳細は国立環境研究所「公開シンポジウム2007」のホームページをご覧ください。
参加申し込み方法などについて 申し込み期限は、京都会場が2007年6月11日(月)、東京会場が2007年6月18日(月)となります。申し込み方法、お問い合わせは国立環境研究所「公開シンポジウム2007」ホームページ、または、下記の登録事務所にお願いいたします。
参加申し込み・問い合わせ先 国立環境研究所 公開シンポジウム2007 登録事務局
 〒100-0013 東京都千代田区霞が関1-4-2 大同生命霞が関ビル18階
          日本コンベンションサービス株式会社内
 TEL. 03-3508-1277 FAX 03-3508-1706

Updated: May 25, 2007 Copyright(C) Center for Global Environmental Research .