北海道根室支庁と根室市が主催する平成20年度エコスクール・落石岬大気環境モニタリングステーション学習会が、 6月11日に根室市立昆布盛小学校と落石岬ステーションで実施されました。 本年度は昆布盛小学校の5・6年生10名、根室市立海星小学校の5・6年生17名が参加しました。
最初に昆布盛小学校の体育館にて北海道地球温暖化防止活動推進員の千葉精一さんより、地球温暖化の仕組みやその防止への取り組みについての講義がありました。
講義の後は落石岬ステーションに移動です。最後の2kmほどは野生の植物を観察しながらの歩きになります。当日は薄い霧に覆われていましたが、子どもたちは元気に歩ききりました。
落石岬に咲くハクサンチドリ。
落石岬のステーションに着いて、まず、向井室長から挨拶がありました。
次に自転車発電の体験を通してエネルギーの大切さを実感します。「ファインディング・ニモ」の画像を何秒映せるか .....。
ステーションの中ではどんな装置で何を測っているのでしょう?今の5・6年生が生まれる前の落石岬における二酸化炭素濃度は現在よりずっと低かったことも学びました。
さらに二酸化炭素の性質を学ぶ実験。「この海水から二酸化炭素が出てくると思う人は手を挙げてください」さて、結果は .....?
ステーションの屋上に設置された観測装置と観測タワーも見学しました。「あのタワーの頂上から空気を吸い込んでいます」
無事、すべての見学・体験が終わりました。子どもたちの充実した笑顔が印象的でした。