News Archives [20051013]
 
つくば科学フェスティバル2005参加報告

 「つくば科学フェスティバル2005」(主催:つくば市・つくば市教育委員会・つくば市科学事業推進委員会、共催:筑波研究学園都市交流協議会ほか)が、10月8日(土)から10(月・祝)までの3日間、つくばカピオ(つくば市竹園)を会場として開催され、地球環境研究センターも8日、9日の2日間参加しました。

 この催しは、主に青少年の方々を対象に、科学技術に対する夢や希望、必要性など、様々な関心を持っていただくことを目的に毎年開催され、今年で10回目となります。今回は「TX開業記念」と銘打たれ、会期は昨年までより1日伸ばして3日間となり、つくば市内の教育・研究機関の研究者や小・中・高等学校の教師・生徒等、多くの人々が参加してそれぞれに工夫を凝らした実験や展示を行いました。

 地球環境研究センターでは、「ぱらぱらマンガを作ろう」、「かんきょう問題かんしん度チェック」を出展しました。

  「ぱらぱらマンガ」は、現在までに製作した「だんだん温暖化」「あなおそろしや〜オゾンホール」、「すーすー はーはー 森の息づかい」、「黄砂ぱらぱら ゴビ砂漠から?」の4種類を出展しました。簡単な工作で作ることができ、さまざまな地球環境の様子の変化に合わせたマスコットの動きも楽しいようで、こどもたちになかなかの人気です。「去年もう作った」と言いながら、「科学フェスティバル」初出展の「黄砂」につられてまた作ってくれるお子さんもいました。

  「かんきょう問題かんしん度チェック」では、「オゾンがないとお〜ぞんする?」「京都の約束、ゆびきりげんまん!」など15種類のクイズに挑戦してもらいました。それぞれ10問の二択問題になっており、こどもたちに解けるように作っています。環境問題を気軽に勉強できると、こちらも人気で、途中で用意した分が無くなってしまうほどでした。お父さんやお母さんも揃ってクイズに挑戦する姿も見られました。さまざまな環境問題について家族で話し合うきっかけになるとよいですね。

  「ちきゅうおんだんか」という言葉を聞いたことがある、と答える小学校低学年くらいのお子さんが多いことにはやはり考えさせられます。もちろん大人の方で、地球環境問題に関してスタッフに熱心に質問される方も多くいらっしゃいました。地球環境問題に対する関心の高さ、広がりを直に感じる機会となりました。未来を担っていかなければならない現在のこどもたちが、これを機会に地球環境問題についてさらに関心を持ってくれれば、と願っています。

  最後にご来場くださいました皆様にこの場を借りて厚く御礼申し上げます。

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