News Archives [20040810]
関西学院大生研修報告

 平成16年8月2日(月)から8月6日(金)まで、関西学院大総合政策学部総合政策学科久野ゼミ学生の4名が当センターに滞在し一週間にわたって研修を行いました。 この研修は今年で8回目、互いに接触の場を持つ可能性が余りない文科系の現役の学生と、殆どが自然科学系出身の当センタースタッフとの間の、またとない有意義な 交流の場となっています。
 研修は月曜日午後の地球環境、特に温室効果ガスモニタリングの紹介に始まり、翌日からは、現在当センターで増補・改定作業を進めている「国際研究計画・機関情報」 (情報源情報データベース)の内容やリンク先のチェックを行いました。このデータベースは温暖化対策等、昨今の動きの早い情勢に対応すべく、昨年度版より数十の機関や プログラムを増補したもので、可及的速やかな公開が望まれています。普段授業やゼミで名前の出てくる機関名やプログラムについて、実際にそのホームページにアクセス し、概要がデータベースの記述と合致しているか、URLは正しくリンクされているか、アドレス等に誤植はないか、などとともに、提供データは一般に公開されているのか、 アクセス制限があるか、といった数項目をチェックしていきました。リンク先が正しくない場合はサーチエンジンで検索します。現在準備中の情報源情報データベースには 160余の機関・プログラム・データベースが含まれており、この分野でこれほど多くのホームページが開設されていること自体が驚きであったようです。アクセスした ホームページは当然ながら殆ど英文、各自40件のノルマを夜遅くまで、しかし和気藹々とこなしたのは流石でした。
 また、研修3日目には、"野外調理実習"として、恒例になっているBBQパーティの裏方の作業を行いました。BBQには所内の多数の皆様の参加を得て盛大に行われ、 所内のさまざまな分野の研究者との交流を深めることができました。他にも、さまざまなレベルで、所員との交流の機会もあり、環境研究全般と地球環境モニタリング研究 への理解を少しでも深めていただけたのではと思います。(MK記)
関西学院学生
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