平口洋環境副大臣が地球環境研究センターを視察しました

地球環境研究センター 交流推進係

2015年12月14日(月)午後、平口洋環境副大臣が国立環境研究所を来訪されました。

地球環境研究センターでは、向井人史センター長、江守正多地球温暖化研究プログラム総括、松永恒雄GOSAT-2プロジェクトチームリーダーがセンターの活動の概要と研究の紹介を行いました。

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向井センター長から全体説明を受ける平口環境副大臣

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本年刊行した「太陽紫外線と上手につきあう方法」にもご関心を持っていただけました

まず、センターが行う地球環境モニタリングがどのような事実を明らかにしてきたかをご紹介し、続いて人工衛星GOSATによる温室効果ガスのモニタリングの成果、日本航空との共同研究による民間航空機を使ったモニタリングや、COP21を受けた地球温暖化のリスク評価研究の取り組み、さらに富山県立山で行われている高山帯の温暖化影響モニタリングなどを中心にご説明しました。

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日本航空との共同研究による世界の温室効果ガス高頻度観測について、実際の観測機器を示しながら説明を受ける平口環境副大臣

12月10日の鬼木政務官に引き続き、環境行政・環境政策のトップを担う平口副大臣に、国立環境研究所地球環境研究センターの活動を知っていただく機会となり非常に良かったと感じました。特にご要望ありました人工衛星による温室効果ガスモニタリングについては詳細なご説明をさせていただくことができました。

パリのCOP21では歴史的な国際的枠組みが合意され、今後、これまで以上に地球温暖化防止に努力していくことが求められています。地球温暖化への適応などの具体化に向け環境省・国立環境研究所間の情報交換・連絡体制を緊密にし、地球環境問題の解決に貢献していきたいと思いますのでご理解・ご支援をよろしくお願いします。