—国立環境研究所 夏の大公開(7月24日)—
国立環境研究所は、今年も夏休み最初の土曜日にあたる7月24日(土)に「国立環境研究所夏の大公開」を開催します。
詳細内容や最新情報は、国立環境研究所夏の大公開ウェブサイトで紹介しています。 (http://www.nies.go.jp/event/kokai/2010/)
地球環境研究センターでは、研究者による講演会や実験室ツアー、植物・土壌の呼吸や光合成に関する実験、富士北麓の観測現場の中継、自転車発電、ポスター・立体模型やモニターによる展示などを行い、「地球温暖化」について、最新の研究成果をわかりやすくご紹介します。また、お子さまには、クイズとぱらぱらマンガで環境問題を学んでいただく企画を用意しました。
「ココが知りたい温暖化」講演会では、地球環境研究センターニュースやウェブサイトで人気を博した同名シリーズの回答を担当した研究者が、地球温暖化をめぐるホットな話題と身近に迫っている話題についてわかりやすく解説します。研究者に直接質問をしてみたい、意見を聞いてみたいと思われる方はぜひおいでください。
また施設紹介の一環として、昨年好評でした「潜入!実験室ツアー ~世界の空気を測る実験室を見てみよう~」を今年も企画しました。時間・人数限定ですのでお早めに。
「夏の大公開」には、環境をめぐる、たのしくおもしろいイベントがもりだくさんです。夏休みの一日、ぜひエコ博士と「地球温暖化」について学びましょう。
タイトル | 講演者 | 時間 |
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「IPCC報告書はどのように作られる?」 | 高橋 潔 | 10:30–11:00, 14:00–14:30 |
「温暖化の日本への影響は?」 | 肱岡 靖明 | 11:00–11:30, 14:30–15:00 |
森や土は、どのくらいCO2を吸ったり出したりしているのでしょうか。植物・土壌の呼吸や光合成に関する実験と、富士北麓の森林CO2フラックス観測現場の中継を行います。また、温室効果ガス濃度を測定する観測測器をご覧いただき、測定方法や得られたデータについて説明します。
温室効果ガス観測技術衛星「いぶき」(GOSAT)で観測されたデータを球面ディスプレーで紹介します。また、「いぶき」の観測手法などを解説します。
地球温暖化の予測シミュレーションなどの研究成果を紹介します。温暖化に関するクイズにもご参加ください。
私たち日本人が他の国と比べてどのくらいCO2を排出しているか、立体的に表示してみました。また、家電の買い替え時は、家庭からのCO2排出量を減らすチャンスです。どのくらい減らせるか、わかりやすく展示します。家庭の電化製品に必要なエネルギーの違いを、自転車発電で体験してみてください。
普段の生活のなかにあるかんきょう問題に挑戦!キミは何問解けるかな?
かわいいキャラクターが案内するぱらぱらマンガを作りながら、地球環境の「今」について考えてみましょう。大人にも読み応えのある解説が付いています。
講演会では研究者が最新の研究成果を分かりやすく説明します
本物の実験室が見られる人気のツアーを今年も行います
家電製品に必要なエネルギーを自転車発電で体験してみてください
クイズやぱらぱらマンガに新作が登場します