発表論文

地球温暖化問題における専門家の責任と社会の責任:シンポジウム「地球温暖化問題と科学コミュニケーション:哲学者と科学者と社会学者が闘論」に「科学者」の立場から参加して

著者
江守正多
雑誌名
科学技術コミュニケーション, 14, 46-54
DOI
-
概要
2013年9月27日に札幌で行われた、科学技術社会論学会と北海道大学CoSTEPの主催によるシンポジウム「地球温暖化問題と科学コミュニケーション—哲学者と科学者と社会学者が闘論」にパネリストとして登壇する機会を頂いた。ここでの筆者の役割は、「哲学者」の松王政浩氏と「社会学者」の三上直之氏を相手に、「科学者」の立場から地球温暖化問題における科学コミュニケーションについての議論に参加することであった。本稿では、筆者による当日の議論を中心に、当日考えていたがうまく話せなかったことや、後日に改めて考えたことなども含めてご紹介させて頂く。