ハイブリッド型AIM/CGEを用いた中国の排出量削減約束と非化石燃料計画の分析
Assessment of China’s climate commitment and non-fossil energy plan towards 2020 using hybrid AIM/CGE model
- 著者
- Dai H., Masui T., Matsuoka Y., Fujimori S.
- 雑誌名
- Energ. Policy, 39, 2875-2887
- DOI
- 10.1016/j.enpol.2011.02.062
- 概要
- 中国は2020年のGDPあたり温室効果ガス排出量を2005年比で40〜45%削減すると約束した。本研究は、発電技術を詳細に扱ったCGEモデルを用いて政策の影響と効果を分析した。成行きケースをA、Bの2つ、それぞれの成行きケースに炭素排出制約を課したケースを2つ想定した。結果としては、シナリオAでは2020年で炭素排出強度は30.97%減少した。また、中国の非化石燃料の導入計画が達成されるシナリオBではさらに7.97%の削減が達成された。