発表論文

Land cover classification and change analysis in the Horqin Sandy Land from 1975 to 2007

Horqin砂地における1975~2007年の土地被覆変化の分析

Bagan H., Takeuchi W., Kinoshita T., Bao Y., Yamagata Y.

Horqin砂地は中国内モンゴル自治区の南東部に位置している。この地域は人口増加と人間活動により、完全に砂漠化する恐れがある。本研究では、1975~2007年の複数時期のLandsat MSS、TMおよびETM衛星画像を用いて、土地被覆変化を分析した。32年間で、水面域、樹木、草地が減っている一方、農業面積は増え続けている。農業面積の拡大に伴い、農業用水池が増え、川・湖が減っている。また、少なくなった草地は過放牧状態になり、砂漠化・アルカリ化の恐れが出ていることがわかった。

Bagan H., Takeuchi W., Kinoshita T., Bao Y., Yamagata Y. (2010) Land cover classification and change analysis in the Horqin Sandy Land from 1975 to 2007. IEEE J. Sel. Top. Appl. 3, 2, 168-177