森林年齢とバイオマスの関係を理解することは、全球炭素循環における森林機能を理解するために重要である。本論文では、理論的考察に基づいて、樹齢とバイオマスを関連づける関係式におけるべき指数を導いた。これにより、森林モニタリングシステムが整備されていない地域での森林の炭素吸収を評価できる。この関係式の妥当性を、日本森林モニタリングシステムのデータで検証した。開発したソフトは下記からダウンロード可能である。(http://www.cbmjournal.com/content/2/1/4/suppl/S1)