温暖化研究のフロントライン

地球温暖化が深刻な問題として社会で認知され、その科学的解明から具体的な対策や国際政治に関心が移りつつあるように見えます。はたして科学的理解はもう十分なレベルに達したのでしょうか。低炭素社会に向けて、日本や国際社会が取るべき道筋は十分に明らかにされたのでしょうか。このコーナーでは、地球温暖化問題の第一線の研究者たちに、自らの取り組んでいる、あるいは取り組もうとしている研究やその背景を、地球温暖化研究プログラムに携わる研究者がインタビューし、「地球温暖化研究の今とこれから」を探っていきます。

*連載は2012年9月号[Vol.23 No.6]で終了しました。

本連載を取りまとめ、その後の動向などを加え、CGERリポートとして刊行しました。

[CGER-I109-2013] 地球温暖化研究のフロントライン—最前線の研究者たちに聞く—

21. 過去の出来事から将来を予測—氷床コアに残された大気は宝もの— 川村賢二さん
インタビュア:高橋潔(社会環境システム研究センター 統合評価モデリング研究室 主任研究員)
2012年9月号 [Vol.23 No.6]
20. 観測とモデルのさらなる発展で温室効果ガスのフラックスを解明 PATRA Prabir(パトラ プラビール)さん
インタビュア:谷本浩志(地球環境研究センター 地球大気化学研究室長)
2012年8月号 [Vol.23 No.5]
19. 知は力なり—グローバルな水循環の理解が社会貢献につながる 沖大幹さん
インタビュア:三枝信子(地球環境研究センター 陸域モニタリング推進室長)
2012年7月号 [Vol.23 No.4]
18. 地球を暖かくする温室効果ガス・冷たくするエアロゾル 竹村俊彦さん
インタビュア:高橋潔(社会環境システム研究センター 統合評価モデリング研究室 主任研究員)
2012年6月号 [Vol.23 No.3]

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17. 水文モデルの応用成果をわかりやすい指標で表現したい 風間聡さん
インタビュア:谷本浩志(地球環境研究センター 地球大気化学研究室長)
2012年3月号 [Vol.22 No.12]
16. 統合された研究から新しい知見が生まれる DHAKAL Shobhakar(ダカール ソバカル)さん
インタビュア:三枝信子(地球環境研究センター 陸域モニタリング推進室長)
2011年12月号 [Vol.22 No.9]
15. 現場を知ることから始まる自然の研究 田中信行さん
インタビュア:高橋潔(社会環境システム研究センター 統合評価モデリング研究室 主任研究員)
2011年10月号 [Vol.22 No.7]
14. 環境問題を広い分野の知識から総合的な視点でとらえる 馬奈木俊介さん
インタビュア:谷本浩志(地球環境研究センター 地球大気化学研究室長)
2011年9月号 [Vol.22 No.6]
13. 大学と社会が次世代の人材を育てる—何かやってみよう、隣の人と話してみよう— 山中康裕さん
インタビュア:三枝信子(地球環境研究センター 陸域モニタリング推進室長)
2011年6月号 [Vol.22 No.3](PDF, 4.4 MB)

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12. 将来の研究テーマが人類の未来を占う 増井利彦さん
インタビュア:江守正多(地球環境研究センター 温暖化リスク評価研究室長)
2011年3月号 [Vol.21 No.12](PDF, 3.3 MB)
11. 自然とのつきあい方を探るかつての植物少年 中静透さん
インタビュア:亀山康子(地球環境研究センター 温暖化対策評価研究室 主任研究員)
2011年1月号 [Vol.21 No.10](PDF, 3.6 MB)
10. 持続可能な発展の経済学で環境と経済を統合する知的共通基盤 植田和弘さん
インタビュア:江守正多(地球環境研究センター 温暖化リスク評価研究室長)
2010年11月号 [Vol.21 No.8](PDF, 3.0 MB)
9. 現場とモデルをつないだ研究を今後の農業・食料生産に役立てたい 長谷川利拡さん
インタビュア:亀山康子(地球環境研究センター 温暖化対策評価研究室 主任研究員)
2010年9月号 [Vol.21 No.6](PDF, 3.9 MB)
8. 古気候モデリングで過去も将来も通じた気候理解を 阿部彩子さん
インタビュア:亀山康子(地球環境研究センター 温暖化対策評価研究室 主任研究員)
2010年8月号 [Vol.21 No.5](PDF, 4.1 MB)
7. 人に喜ばれる技術が世界を変える 櫻井啓一郎さん
インタビュア:江守正多(地球環境研究センター 温暖化リスク評価研究室長)
2010年7月号 [Vol.21 No.4](PDF, 3.8 MB)
6. 国際法学を温暖化問題の解決に使いたい 高村ゆかりさん
インタビュア:江守正多(地球環境研究センター 温暖化リスク評価研究室長)
2010年4月号 [Vol.21 No.1](PDF, 2.5 MB)

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5. 社会に貢献する温暖化予測モデルの開発 河宮未知生さん
インタビュア:亀山康子(地球環境研究センター 温暖化対策評価研究室 主任研究員)
2010年1月号 [Vol.20 No.10](PDF, 3.6 MB)
4. 省庁、分野を越えた研究者の協力体制を 松橋隆治さん
インタビュア:江守正多(地球環境研究センター 温暖化リスク評価研究室長)
2009年11月号 [Vol.20 No.8](PDF, 5.0 MB)
3. 研究と世界への興味が新たな展開に 三村信男さん
インタビュア:亀山康子(地球環境研究センター 温暖化対策評価研究室 主任研究員)
2009年9月号 [Vol.20 No.6](PDF, 5.6 MB)
2. 政治と科学のはざまで 蟹江憲史さん
インタビュア:江守正多(地球環境研究センター 温暖化リスク評価研究室長)
2009年7月号 [Vol.20 No.4](PDF, 6.3 MB)
1. 見えないものが見えてくる面白さ 町田敏暢さん
インタビュア:亀山康子(地球環境研究センター 温暖化対策評価研究室 主任研究員)
2009年5月号 [Vol.20 No.2](PDF, 3.6 MB)

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